この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第25章 新婚旅行最終日 7月14日 ~AM~

ーーー
ーー
ー
2025年7月14日
新婚旅行最終日の朝を
サウスウエストグランドホテルの
ベッドの上で迎えた。
私が目を覚ますと、旦那さんは
既に起きていたみたいで。
一緒に入れるように、
お風呂のお湯張りをしてくれていて。
昨日汲んでくれたお水を沸かして
さんぴん茶を淹れてくれていた。
『あ、巴、おはようございます
目が醒めましたか?』
「んんっ、おはよう……。
今日は…早いんだね…朝…」
『はい、ちょっと前にトイレに
行きたくて目が醒めちゃったんで』
そのついでですと笑っていて。
旦那さんが淹れてくれた
あったかいさんぴん茶を飲む。
『お湯張りが出来たら、
お風呂に一緒に入りましょうね』
お湯張りが終わるのを
リビングでお茶を飲みながら待って。
窓の外に目を向けると
小雨がパラパラとしていた。
今日は神戸に帰る日だけど、
結局旅行中は太陽を
見たのは初日にちらっとだけで
それ以降は見る事はないままだった。
お天気が微妙だけど、
窓の外側についた水滴で
滲んだ景色も…また綺麗で。
今日は月曜日で平日だから、
世間様は普通に仕事のある日で。
「そう言えば、今日は平日だけど
帰りの送迎をお願いしちゃって
双子はお仕事は大丈夫だったの?」
『ああ、それなら大丈夫ですよ
ライトとアルトには仕事として
送迎を依頼して置いたんで。
仕事としてならこっちも
あっちも気を遣わなくて良いですからね』
そう言えば、前に双子から
神戸市内の送迎とかも
承ってるって聞いた事がある。
あれこれと旦那さんと話をしていると
バスルームの円形の湯船の
お湯張りが終わって入れる状態になって。
『お湯張り出来てそうですね、
巴、お風呂入りましょうよ』
旦那さんと一緒に朝風呂をしながら
窓から見える那覇の景色を楽しんで。
『夜景も良いですけど、
朝の眺めも良いですね』
「うん、そうだね…海とか
自然を感じられる眺めも良いけど。
こんな風に街並みを見ながらも良いね」
朝風呂を楽しんだ後は、
スキンケアをして。
昨日買ったかりゆしを入れた
コーデに着替えてメイクをする。

