この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第28章 2025年7月25日 妊活開始

『巴、終わりましたか?
準備済んだら、上がりましょうか』

「う、うん…」

『もしかして…ちょっと、
緊張してたりしますか…?』

お風呂が済んだら一緒に2階に
ベッドルームに上がって、
その後夫婦の時間を過ごすのは
一緒にここで暮らし始めてから
ずっと…してる事なんだけど。

今日から…本格的に妊活を
始めるんだって思うと、
する事は…一緒なんだけど
こう…意味が違うと言うか…
いつも通りでいいって思ってても
なんか意味なく緊張してしまう…。

「な、なんか…妙に…しなくていいのに
無駄に…意識しちゃう…なって」

『巴が…緊張してるのが…分かるんで
なんかこっちまで、緊張しちゃいますね』

私が自分でも意識してないけど
もしかしたら食事の辺りから
ソワソワしてたから、旦那さんは
お風呂パーティーでビールを
飲もうって勧めてくれたのかな?

『ああ、そうだ…有翔から
この前のお礼って
貰った物があるんですよ』

と何かを取りにキッチンに
旦那さんが向かって行って。
お酒のボトルとグラスを2つ
持って戻って来た。

「港斗、それは?お酒?」

『そうなんですよ、有翔が
子作りするならオススメって
これ…くれたんですよお礼に』

この前のお泊りのお礼にって
有翔さんから貰ったのは蜂蜜を
使って作ったミードって言うお酒で。

古代から中世のヨーロッパで
新婚夫婦の新婦はこの
はちみつ酒を作って、
新郎に飲ませて1ヶ月間
子作りに励んだんだとか…で。

ハネムーンを蜜月って言うのは
蜂蜜の1ヶ月って意味で
このはちみつのお酒から来てるみたいで。

これ飲んで頑張ってねって
凄い笑顔でくれたらしい…。

『六甲山のやまみつも
一緒にくれたんで、はちみつ
マシマシにして飲みますか?』

「後で、歯磨きしないとだね…?」

有翔さんがくれたミードは
本場のリトアニア産のお酒で。

グラスの底にちょこっと
六甲山のミツバチが山に
咲いてるお花から集めて来た
やまみつを注いで。
その上から貰ったお酒を注ぐ。

『凄い…甘そうですね…はちみつ酒』

来月には…結婚記念日が来るし
入籍してからそれなりに経つけど…


/463ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ