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第31章 ２０２５年　８月

その日の夜は…２回…
いつも通りにえっちして…。

それからおやすみなさいをして
８月２４日の夜は眠りに就いた。


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２０２５年８月２５日

その日の朝はいつも通りの時間に
アラームが鳴って起きて、
朝食を準備するために
そっとベッドを抜け出して
巴はキッチンにへと向かった。

今日は帰って来たら、そのまま
真っすぐセトレに行くから
朝の内にメイクの道具とかを
キャリーバックに入れて置かないと。

そんな仕事が済んでからの
予定の算段を、朝食を用意しながら
巴は…考えていた。

朝食が出来る頃に旦那さんが
上からあくびしながら降りて来て。

コーヒーメーカーをセットして
スイッチを入れると、
そのままおトイレと洗面をしに行って
その間にコーヒーが淹れ終わって。

旦那さんがコーヒーを
ダイニングテーブルに置いたら
それが私達夫婦のいただきますの
合図みたいになっている。

『テレビのニュースも
ネットニュースも神戸の殺人事件の
事ばっかりですよね。なんか…
全く認識の無い…相手みたいですし…』

朝のニュースでは…神戸で２０日に
起きたマンションの殺人事件の
続報が報じられていて。
事件当日の被害者女性と
犯人の足取りについて
実際の防犯カメラの映像とかも
テレビのニュースで流されていて。

旦那さんは…こう言う人がどこから
来るか分からないし…、通り魔的な
事件とかもあるかもだしって
私の事を心配してくれてるみたいで。

気を付けるねとは…答えたんだけど。

朝食を済ませて、片付けは
旦那さんにお任せてして
私はお化粧をして身支度を整えて。

旦那さんと一緒に垂水の
テラスハウスを出た。
旦那さんは大倉山に、私は
伊川谷の方が職場なので
仕事終わったら直帰しますんでと言う
旦那さんが先に家を出るのを見送って。

自分の車に乗って、
私も少し遅れで家を出発した。

職場に到着して、社員証をタッチすると
それがタイムカードになってる。
うちは制服がない職場だから
自分のデスクの場所に移動して座って。