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第34章 番外編　　８月２６日　結婚記念日　～昼～夕方～

ホテルメイドのパンも
ずらっと並んでいて、
どのパンも美味しそうだから
どれにしようか迷ってしまう。

カットフルーツも種類が豊富で
合間のお口直しの丁度良さそう。

女性に嬉しいスイーツコーナも
パティシエ特製のデザートが
色とりどりに綺麗に並んでいて。

パンとスイーツだけでも…
全然何度も取りに来れそうだ。

サラダのコーナーも充実していて
色々な新鮮なお野菜に、
ドレッシングも種類が
沢山あって、上に掛ける
トッピングも迷ってしまう。

美味しそうな物が多くて
自分のお腹と相談しながら、
食べたい物をお皿に取って
テーブルの所に戻ると。

旦那さんは１回取ったものを
置いて何かを取りに行っていて。
山盛のカレーを持った旦那さんが
あっちの方から歩いて来ていた。

旦那さんがテーブルの上に
置いて居いるお皿の上に
色々な種類のパンがあって。

可愛いパンダさんの顔のパンとか
カメさんの形をしたパンとか。
スライスしたオレンジが乗ってる
オレンジデニッシュとか…。

『巴、パン、色々あっちに
美味しそうなのありましたよ』

「うん、パンは…凄い種類が
多すぎて…どれにするか…
決めきれなかったんだよ…ッ。
デザートも…色々あったし…」

『時間沢山ありますし、
とりあえず、今取って来たの
食べてから考えましょうよ』

そう言って座って
頂きますをして、
取って来た物を食べ始めたんだけど。

ビュッフェあるあるなんだけど
食べる前までは腹８分目ぐらいに
しないとなぁって思って
食べ始めても…毎回…
食べ終わる頃には…腹１０分目を
とっくに通り越してしまって、
腹１２分目とか１３分目に…なってしまう。

お腹がいっぱいになって…、
良い景色も…堪能して…。
夜は夜景が綺麗だろうなって
そんな話をエレベーターの中で
旦那さんとしながら１階に戻って来て。

『折角、ポートアイランドに
来ましたし、どうぶつ王国にでも
ちょっと行ってみましょうか』

神戸どうぶつ王国は…、
元々神戸花鳥園として開園して
私も……元カレである雄介さんと
デートに来た事があるんだけど。