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第37章 番外編　その２　『私』の誕生日

続いては…１階から…
２階へ上がって…
さっき相関図を眺めた
ペンギン達が展示されている。

『おお、さっきの相関図の
ペンギン達のドラマが…
ここで繰り広げられてるんですね…』

割とドロドロしてたから
素直な気持ちで目の前のペンギンを
見る事ができないんだけど…。

しばらく…ペンギン達が
よちよちと歩いている姿を…
旦那さんと一緒に眺めてたんだけど。

ペンギンのエリアから進むと
さっきの大水槽を
上から見る事が出来て。

更に先に進むと…、
圧巻のクラゲエリアが現れる。

『巴、クラゲ凄いですよ。
写真…一緒に写真撮りましょうよ』

３６０°水槽に囲まれている
クラゲの海の中に居るみたいな
そんなミズクラゲの水槽があって。

入口は低めのトンネルになってるから
ちょっと身体を屈めながら
３６０°水槽に囲まれた
このエリアのメインの水槽に入って。

クラゲをバックに…旦那さんと
一緒に自撮りをして。
その後は私だけで撮って貰って
旦那さんだけで撮ってあげた。

ゆっくりと…ライティングの
ライトの色が変わって行くから
幻想的な…空間になっていて。

しばらくの間…ふわふわと
浮かんでいる様に見えるクラゲを
旦那さんと一緒に眺めていた。

「凄いね…クラゲ…綺麗だね…」

『海では、正直会いたくないですけどね
こんな風に眺める分には良いですね』

クラゲワンダーのエリアには
この水槽にいるミズクラゲだけじゃなくて。

３０種類の…クラゲが…
約５０００匹展示されてるんだって。

一角にクラゲ研究所があって
ラボみたいになっている
展示スペースがある。

ここではクラゲを繁殖させている
様子がパネルと実物で展示されていて。

『クラゲの赤ちゃんらしいですよ』

ビーカーの中で動いている
点々みたいなのが…全部
クラゲの赤ちゃんなのだそうで…。

一番身近な良く知らている
ミズクラゲの成長の様子を
段階ごとに展示してあって。

クラゲの展示にも力を
入れている様子が伺える。

「ちっちゃいクラゲ…、可愛いね」

『可愛いですね、小さいクラゲ』