パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第37章 番外編　その２　『私』の誕生日

※注意※
※国宝のネタバレを
ページの一部に含みます※



後ろの方の…席を予約して
くれていたから…見やすい場所で
８番出口を鑑賞して。

『面白かったですね、映画』

「うん、物販見て行く？」

８番出口のアイテムも
色々と種類があって
ランダムで入っている
アクリルチャームを２つ購入した。

『まだちょっと、時間ありますね…
宿に移動する前にもう１ヶ所
ちょっと寄って行きましょう』

旦那さんがスマートウォッチで
時間を確認して、もう１ヶ所
行きたい場所があると言って。

映画館から駐車場に戻って来ると、
助手席に座ってシートベルトを締めた。

『丁度この近くにあるんで、
車で１０分程で着きますよ』

と言って…二条駅のお隣の
BiVi二条から…車で…
１０分もしない距離にある…。

北野天満宮の…参拝者用の
駐車場に…到着した。

「寄りたい場所って北野天満宮？」

『いえ…ここからちょっと
歩いた場所なんですけど、
北野天満宮にも後で参拝しましょう』

北野天満宮の参拝者用の
駐車場に車は置いたけど
北野天満宮は寄りたいと
旦那さんが言っていた場所では
ないみたいで…。

『北野天満宮１７時までなんで、
門が閉まるまでまだちょっと
時間あるんで大丈夫ですよ』

と…言って駐車場の外にでて
御前通りを北に進む…。

「ねぇ…何があるの？」

目の前にある北野天満宮を
通り過ぎてまで行く場所って
一体どこなんだろう？？と
思いながら…旦那さんに
手を引っ張られながら歩く事
５分程で…旦那さんが寄りたいと
言っていた場所に到着した。

凄い小さなお社…が
ぽつんと建っているだけなのに
若い女の子が沢山居て
次々に鈴緒を手に写真を撮っている。

「み、港斗くん…、
ここってもしかして…ッ」

『ええ、もしかしての国宝の
聖地の１つですよ…、時間が
ありそうだったら来たいなって
思ってたんで…巴も
吉沢亮の気持ちでどうですか？』

と…言って貰ったので
あの国宝の映画の中でも
印象的なあの取引のシーンを
思い出しながら…お賽銭を入れて
鈴緒を…揺らして鈴を鳴らした。

私が光盛大明神に
お参りをしてる所を
旦那さんが撮ってくれて。