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第12章 昴と美和の未来

「失礼します。こちら当ホテルのサービスのドリンクになります。‥熱い夜をお過ごし下さい。あっ、お客様‥1本で足りない場合は追加注文を受け賜りますので、こちらにご連絡を‥」

「‥黒狐？」

「はい、又の名をブラック.フォックスと申します。わたくしブラック.フォックスの稲垣健至と申しますので、いつでもご連絡下さい。では、熱い夜を‥お過ごし下さい」



「誰だったの？」

「‥あいつ、何処かで会った事あるような気がするんだよな‥何処だったかな？まぁ、いいか」

「何、このドリンク？エナジードリンク？」

「ほら、美和の分」


2人は稲垣健至と名乗る男から貰ったエナジードリンクを飲んだ。


エナジードリンクの威力を知らずに‥