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落ちない女を落とす方法
第12章 昴と美和の未来
その部屋はホテルの最上階のスイートルームだった。
美和はスイートルームに足を踏み入れた途端、大きな窓に向かい走っていった。
「わぁ〜見て!街が小さく見える‥」
昴は美和の背中から美和を抱きしめながら2人で東京の街を見下ろした。
「‥幸せ」
「これで満足するな、俺がもっと幸せにしてやる」
昴が美和の顎を捉えた時だった。
部屋のチャイムが鳴った。
「‥何だ、今からイイとこだったのに」
昴はそう言いながらドアを開けた。