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種無し大学生と女助教授
第13章 それから
そう言って電話を切って陽菜が心配そうに見ていたので笑って…

崇「親父が大混乱…意味がわからないから仕方ないけど…陽菜の方はどうだった?」

陽菜「…話したら大喜びして…話しにならなかったの…行く事は伝えてあるから大丈夫…」

崇「はぁ…よ、良かった…怒られる覚悟してたんだけど…」

陽菜「うふふ…大丈夫よ…ここ一年くらいうるさかったから…」

崇「はははッごめん…ってそれよりほら…早く寝て…もう日付が変わる…身体に悪い!俺も一緒に寝るから!」

そう言って手を引いてベットに連れて上がって背中から抱きしめお腹をずっと触っていた…

崇「2年前…北海道で陽菜を選んで良かった…マジでありがとう…逃げないでくれて…」

陽菜「逃げられなくしたの崇でしょ?」

崇「…うっ…俺も必死だったから…あの頃何件も病院に行ってて…絶望してもう陽菜しかいないと思って…他の人はリスク高すぎて…だから陽菜を強引に彼女にしたんだ…毎日したら逃げられないと思って…おかげで陽菜を奥さんに出来る…少し騒がれるかも…まぁ同期はこっちで忙しいだろうから大丈夫かも…」

陽菜「毎日凄かったもの…でも…凄く大事にしてくれるから…気がついたら…」

崇「ありがとう…陽菜愛してる!ずっと一緒に居て欲しい…」

陽菜「はい…私も崇を愛してる…一人で凄く寂しかった…」

崇「…うん…これからはずっと側にいるから…」

翌日タクシーで実家の近くまで2人で来て…両親はちゃんと待って居てくれた…

崇「陽菜…身体に障るから…俺の部屋で待ってて?先に話す事があるから…飲み物持って行く…来て?案内する…」

陽菜が両親に挨拶して両親はびっくりしていたがちゃんと歓迎してくれた…そして陽菜一度元自分の部屋に連れて行って少し待って貰う事にした…これは今朝陽菜の了解を得ている…

リビングで待っていた両親の向かいに座って…

崇「何も言わずに最後まで話しを聞いて欲しい…ちょっとショックな事もあるけど…最後まで聞いて…」

父親「…わかった…聞こう」

崇「俺が大学入学で上京した春休み…体調を崩して病院に行った…ただの風邪かと思ったら色々検査されて…俺には子供を作れる可能性が2%だと診断を受けた…これがその時の診断書…その後もセカンドオピニオンで専門の病院をあちこち回ったけど結果は同じかそれ以下だと言われた…」
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