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池袋ウエストゲート・ラブホテル〜追われる美女の事情(わけ)
第4章 美女の羞恥プレイ
「ミカ。きみが恥ずかしいと思うプレイはなんだ?」
「……えっ」
「教えてくれ」
「それは……言いたくない」

 おお。よい反応だ。
 言ったらそれをさせられるのを理解している。

「言いなさい。僕はきみを買ったんだよ」
「う……そうだけど」
「さあ言いなさい」
「ええと。それは……それは……お、オナニーを見られるのがイヤ」

 何度もつっかえながら恥ずかしそうに告白した。

 ……かわいい女め。

「それじゃあ、オナニーをして見せてくれ」
「……いやっ」

 財布から抜き出した一万円札を、ミカに見えるようにソファの前のローテーブルに置く。

「ほら。追加だぞ」
「うぅっ……く」

 美貌が歪んだ。形のよい眉毛を寄せ、唇をきゅっと結び、小さな顔が耳まで赤くなる。

 やがて諦めたように小さくため息をついた。うつむき加減で目を伏せる。

「……いじわる」

 低い声でボソッとつぶやく。やっとその気になったようだ。

「ベッドへ座ってくれ」
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