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池袋ウエストゲート・ラブホテル〜追われる美女の事情(わけ)
第4章 美女の羞恥プレイ
 せっかくの美女のオナニーショウだから、よく見えるようにソファから移動させる。ミカは恨めしそうな視線を投げてきたが、無言で立ち上がった。ベッドの端に、こちらを向いて腰を下ろした。

「座ったままでブラウスを脱ぐんだ」
「……写真は撮らないで」
「わかった。じっくり見物させてもらう」
「……いじわる。神岡さんてSでしょう」
「つべこべ言わずにやりなさい。ミカ」

 ミカの、ベッドに置いた白い手が動いた。か細い指がフェミニンなブラウスのボタンを上から外していく。真っ赤なマニキュアがエロティックだ。

「もう少し胸を張って。背筋を伸ばすんだ」

 前屈みになるのを矯正する。睨まれても平気だ。

「きみは美しい娼婦なんだ。もっとセクシーに蠱惑的に、服を脱ぎながらきみの美しい身体を、男を虜にする白い肌を見せつけてくれ。僕がきみに夢中になって、きみの魅力に抗えなくなるように誘惑してくれ」

 彼を睨んでいた目が瞬かれ、フッと表情が変わった。

「作家さんて、こんなに饒舌なの? 語彙力がヤバいんだけど」
「きみの客に作家はいないの?」
「いないです。弁護士とか医師とか、大学の先生はいるけど」
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