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僕の愛する未亡人
第12章 欲しがる未亡人 本間佳織①
初めての挿入、そして射精を迎えたあと、理央はそれを噛み締めるように、しばらく佳織を抱き寄せていた。

「痛かったですよね……?」

お互い抱き合ったままで、佳織は安心感の中眠ってしまいそうだったが、理央に尋ねられ、顔を上げる。

「ナカ……めちゃくちゃ狭いから」

「久しぶりなだけだから、大丈夫」

佳織が首に何度かキスを落としながら言う。
理央は意を決して、尋ねた。

「僕……その、本間さんと……どういう風に付き合っていけばいいのかな」

言葉にした途端、胸の奥に渦巻く感情があふれそうになった。
佳織は少し考えるようにしながらも、理央の頬をつんつんと突く。

「それ、聞きたいのあたしの方。いっぱいいらっしゃるでしょ、遊び相手が」

「いや、僕……特定の人っていなくて。部屋に女の子、入れないし、飯塚さんにも聞かれたけど、女の子とはホテルに長居しないタイプでしょって…。ご名答…」

苦笑しながら目を泳がせて答える。

「その場とか、アプリとかで適当に……基本一回だし……あ、最近検査しましたよ?! 性病とかないですからね?!」

理央は慌てて口をパクパクさせながら言う。

「だから、切るような相手もいません。多分思ってる以上に、さらっと遊んでるって言うか……」

佳織は黙って理央を見つめる。
その視線が痛くて、理央は思わず天井を仰いだ。

「遊んでるって言いながら、ちゃんと検査して、女の子のこと気遣って……そんな人、あんまりいないんじゃない?」

理央は軽く笑おうとするが、その笑みがうまく形にならない。

「……だから、本間さんは他の人とは違うよ。一回でいいとか思わないし、……好きだと思うって言った時から、変わってないです」

「そう……」

佳織は安堵したように、ぽつりと呟いた。

「僕は……付き合いたいけど……勿論、会社では内緒にする。
でも今日、本間さんが辛くて、それをどうにかしたかっただけなら、もうそれで十分。また適当に日常に戻って、楽しいことするだけ」

「あたし、辛いだけでエッチするような女に見えるの? 今までほとんど夫としか経験ないのに」

挑発するように笑みを浮かべ、佳織は軽く顎を向けた。

「え、そ、そういうつもりじゃ……」

理央は慌てて佳織の肩を掴む。
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