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僕の愛する未亡人
第8章 はじめての夜
冴子の体だけでなく、佳織の腰もゆらゆらと揺れている。

「あ、んんっ、も……いく……!」

キスをしながら冴子は言い放ち、背中を引き寄せる。
冴子が絶頂を迎えたのと同時に佳織の指がさらに体液で汚れる。
乳頭に与えられた甘い刺激のせいで、佳織の下着の中もとうに蕩けきっていて、鎮めて欲しいと訴えていた。
腟内が焼け付くように熱い。

「本間さん……やらしい顔してる」

そう言われ、恥ずかしくなった佳織は、冴子のそこに指先を押し付けたまま、耳元に唇を近づけた。

「ん……キスしながら、乳首……弱いみたい」

冴子の耳元で囁きながら、甘美な吐息を漏らしてしまう。
だが冴子は、佳織の汗ばんだ背中を撫でながら、その肌の心地良さに安心感を覚えてもいた。

「本間さん、痛くなかったですか? 興奮したからちょっと強く……擦ったかも」

「大丈夫…すごく、どきどきしてる」

冴子の耳元に幾度も口付けがなされる。

「可愛い……本間さんがどきどきしてくれるの、嬉しい」

「ん……さっきは嫌がってたくせに」

佳織は体を起こし、側のウォールラックにかけられたハンガーからスカーフを引っ張る。

「え、ちょ」

両手を上に上げさせて、手首をスカーフで縛ると、ベッドのパイプに結びつけた。

「これで、もっとじっくり触れる……」

佳織の目が妖しく光ったように冴子には見えた。ぞわっと腰に寒気が走る。
指先が肩から鎖骨へ、胸元から下腹部へと愛おしむように撫で下ろされる。縛られて抗えない冴子の体は、敏感に反応して大きく仰け反った。

その様子に、佳織は唇を吊り上げる。
優越感が胸の奥で甘く膨らんでいく。――理央が好き勝手しているその体を、今、自分が思うままにできるのだと。
その支配の快感に、佳織の指先はさらに執拗に体を撫でていく。

「佐藤くん、どんな風にするの」

わざと淡々とした声で告げると、冴子の頬が羞恥に赤く染まる。
その反応を見て、ふふっと佳織は笑うと、冴子のふわふわの胸に両手の指を沈ませながら、耳元に唇を寄せる。
結んだ唇から甘い声が漏れ、縛られた両腕が悔しそうに震えた。
冴子よ耳たぶを甘噛みしながら、佳織の指先はゆっくりと下腹部へと向かう。その動きを予感した冴子は、観念したようにぎゅっと目を閉じた。
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