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第22章 ふたつの愛をただ一身に注がれて……。

「おっきな揺れるおっぱい、たまらんっ！」
　ちゅううう……。
　お父さんに乳首を吸われる。
　そうかと思えば抽挿による身体が揺らされて、どうして良いのか判らなくなる。


「っひぃいいいいんっ！」
「澪ちゃん……」
　背後から名前を呼ばれて上を向けば――。

「っふ、んぅうううう」
　唯斗さんに抱かれたまま、キスされた。


「可愛いよ澪、唯斗！　これからももっと乱れた澪を見たいくらいだっ！」
「だったら、これはどうかな？」
　お父さんのリクエストに唯斗さんが動く。
　一度はあたしの中に収まっていた唯斗さんのペニスが少し外れる。
　だけど……ぐるん。
　唯斗さんに繋がったままの状態で、あたしの身体が半回転する。
　その拍子に一気に中を穿たれた。

　ズブッ！

「あ、やあああああっ！」

　一度果てた身体は敏感になっている。
　イきやすい身体になったあたしはもう一度、イってしまった……。
　くぐもった唯斗さんの声が近くで聞こえた。
　しっかり中にいる唯斗さんを肉壁が咥え込み、締めつける。


「あ、っぐ、あ、っぐ……」
　はふはふ、呼吸を繰り返すしかできない。
　だけど唯斗さんのペニスは未だ息づいたままだった。
　唯斗さんに前から抱きしめられながら、あたしは乱れた声を上げるしかできない。


「や、らんれ……奥、もっ！　らめぇぇええっ！」
　あたしは首を振ってイヤイヤを繰り返す。
　それなのに、唯斗さんは加減をしてくれない。
　腰を浮かされて、鎮められる。