パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第22章 ふたつの愛をただ一身に注がれて……。

「あふ、あふっ！！」
　もう2回もイったのに、この上まだ抱かれるなんて！！

「危うく達しそうになったよ……」
　唯斗さんの声が胸に響く。

「ん、らり……を」
　お尻に手が添えられる。
　腰を持ち上げられた。

　まだ続くの！？

　はひはひ、と声を漏らすしかできないあたしは、もうぐったりしてしまう。
　心の内ではダメだと思っていても、唯斗さんに逆らう術がない。

　……クニ。
　アナルにさえも触れてくる。

「あ、っ待っ！　こんらっ！！」
　唯斗さんの指にはあたしの蜜で濡れている。
　それに、あたしの身体は唯斗さんの指を覚えている。
　アナルは抵抗なく差し出された指を飲み込んでいくんだ……。

「おおおおお……。まさか後ろも覚えたのか！？」
「電動マッサージ器も咥えられるようになったよ。さあ、この孔でもイけるようになろうね」

「っや、まっ！　っふぅうううん」
　キスによってあたしの口答えを封じられてしまう。
　挿入されたまま、アナルでさえも刺激されて、あたしはもうどうすればいいのか判らない。

「っはぐ。あぐっ！」
　呼吸するのがやっとで、喘ぐ声さえももう出すことができない。
　それなのに――。

「兄さん、澪ちゃんのアナルに挿入れてみる？」

　――えっ？

　唯斗さん？
　あたしは自分の耳を疑った。
　指だけでも苦しいのに、大きな男の人のペニスをふたつもなんて咥えられないよっ！