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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第22章 ふたつの愛をただ一身に注がれて……。
「兄さん、澪ちゃんが落ち着くまで少し待って……」
あたしが落ち着くよう、背中を擦る唯斗さん。
それは唯斗さんなりの配慮だろう。
だけど差し出されたその手さえも、今は官能の刺激になる。
「あ、ああん……」
ビクビクビク。
二人を咥えている肉壁が痙攣している。
「す、すまん! 抑えきれなくなってしまった」
謝るお父さんの声が繋がっている箇所から骨を伝って響く。
「は、う……」
やがて乱れた呼吸が整うと、様子を窺っていた唯斗さんが口を開いた。
「澪ちゃん、動くよ?」
「や、らめっ! 待って、まだっ!!」
あたしが落ち着いたかと思えば、2人は交互に動きはじめた。
「やっ、ふたつ。なかっ、擦れるっ!」
「中を擦っている俺たちの、名称はなんだっけ?」
恥ずかしい言葉を強請る唯斗さん。
言えない。
そんなの言えるわけない!
「っふ、あっ、あっ!」
あたしは首を振って拒絶する。
だけどふたりはあたしの中をたくさん掘ってくるわけで……。
「澪、わたしはお前の父親かもしれないが、今はお前を愛しているひとりの男だ。言ってくれんか?」
ゆさゆさ。
腰が揺らされる。
「あ、あっ!」
「ほら、言わないとずっとこのままだよ?」
……グプ、ゴプ。
前から深く突き上げられた。
「やああっ!」
「澪……澪の卑猥な言葉が聞きたいな」
「っは、やああっ!」
「じゃあ、ずっとこうしていようか……」
――っつ!

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