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第1章 旦那がいる時代から内縁の妻です（笑

自宅で風呂に入ってる時にドアを
開けられ裸を見られたそうです

旦那が厳しく問い詰めるので咄嗟の言い訳で「暴行された」と言ったそう。当然、誰だ？どこで？と詰問されるわけですが、口を割らなかったそうです。ところが次の日旦那が警察に行くと言い出したようで、Ｓ子から「どうしよう」と早朝に電話が来まして、私は少し迷ったんですが、会社へ行く前に片付けてやろうと思い旦那に電話しました...。


「部長、奥さんの体の痣 俺が犯人です、すみませんね（笑）」

私の微かな笑い声が届いたでしょう、でも部長は「あん？」と、飲み込めてない声。「なに？」「だから俺の付けたキスマークだよ」暫く旦那の声が聞こえませんでしたが、ブツッと電話切れました(笑) 人生でこれ程スカッとした事はありません。話し合いの場では当然に物凄い喧嘩になりましたけど、彼の大切な嫁と私との不倫がバカ旦那にやっと認知された事に実に爽快な気分でした。

「俺は別れる気ねえよ」
(タバコの煙ぷかぷか)

「ふざけんなこの野郎 !! 家内に二度と近寄るな!!」

奥さんは終始泣きじゃくってました。何も知らされてない長男が二階から下に下りて来て血相変えてました。


旦那に「別れないなら法的措置取るぞ!!」と切り札言われて、「奥さんどう思ってるん？」ってＳ子に振ってみたんですが、優柔不断な女なので「...別れたいです」って、か細い声で 。笑いました。まあいいやと思って腹に一物。私「別れて欲しいんか？」旦那「欲しいとか何様だよ、会社に全部言うからな」痛い所を突いて来ましたね、会社に言うんか。怒りがメラメラと込み上げましたが、見てろよ今に吠え面かかせてやる...。

通常通り会社に通いましたが、部長(旦那)のせいでしょうか、周囲が村八分状態なのを体感しました。会社に言うとか言ってたけど、恥をかくのは奴のほうなので言うわけありません。毎日会社に行くと否応無く顔を合わせなきゃならないので辟易しました。日に日に奴にヘイトが溜まります。

「おい フジタ、飲みに行くか奢るから」

奴は奢らないと来ない奴。行き付けの居酒屋でほろ酔い加減の頃、「部長の奥さんて俺にやらせてくれるんだよなあ」ボソッと言うと、「えっ！？なんすか？」「ん？いやセックスやらせてくれるんだって言ったの」「またまたあ嘘でしょ」「嘘だよ」で済まそうと思いましたが.ぁ 字数一杯