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第1章 お屋敷入り

「まずはゆっくり慣らそうか」
そう言って男は中指をクルクルと、凛の陰唇をなぞる。
ひとり遊びをしたことさえない凛の秘部は、男の指の動きに合わせて、キュウっと堅く力んで閉じていく。

「…力を抜きなさい」

「…はい…」

男は、いやらしく膨れた芽を舌で突きながら、凛の目をまっすぐに見つめてくる。
鼻筋の高く通った男が自分の股間を舐め上げながら命令を下すその様に、凛は興奮でくらりと眩暈がした。

ツプ…
陰唇を撫であげていた中指が、ゆっくりと凛の処女肉を破り開いてしまった。

「…あっ…ぁん…ごしゅじん、さま、」

「ほら、息をゆっくり吐け」

「…はぃ…」

凛の息が吐き出されるのに合わせて、男の節だった太い指が、凛の肉壺の奥へと進める。

「…もう一度」

「…はぃ…ふぅ、…っ！あぁん！」

再度息を吐いた途端、男の中指の一番太い節が、肉壺を広く分け入った。
溢れたメス汁が、たっぷりと男の指にまとわりつく。

「…はぁ…んっ…！」

「いま、中指の第二関節まで入った。辛くはないか」

「…はぃ…でもなんだか、へんなかんじです…」

「…そうか。ならこのまま続けるぞ。ちゃあんと、慣らさなくちゃな…」

…どういうことかしら…？
凛は要領を得ない顔で、小首を傾げる。

「初物のお前は、"これ"を素直に受け入れられるのか？」

同時に、内腿に質量を持った熱が触れるのを感じた。

猛々しく真っ直ぐに屹立した、男の肉竿だった。

…そうだった…こんな、太いなんて…でも慣らす？だけで、本当に入るのかしら…