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脳内ショートストーリー
第1章 【佐伯莉子と西くん〜大学生の恋〜】

「あぁ…!ストップ…!」
「え?」
な、何でパンツ履くの?
嫌だった?
「え?え?どうしたの?」
「ちょっと、ちょっとだけ、待ってもらえませんか?」
ヤバ……勝手に暴走し過ぎた?
私、一人だけ盛り上がってたのかな
早く挿れたくてめっちゃ今、濡れてんだけど……
痛かったのかな?
「え、何処行くの?」
「5分だけ!待っててください」
え、ちょっと…!
彼女置いて、何処行ったの?
私、放置??
ポロンと出してたおっぱいが馬鹿みたい
その辺に置いてあったパーカーを借りて羽織る
あんだけ勃起して何処行ったのよ
真っ直ぐ歩けないでしょ
前かがみになってたけど……
ちょっと待って、どこがいけなかった?
どこで間違えた?
普通に気持ち良さそうだったよね?
イキそうになって寸止めして……
本当はそのまま口内射精だってさせてあげたかった
初めての口内射精、
経験させてあげるチャンスだったのに……
帰ろうにも服が乾いてないじゃないか……バカ
一人取り残された彼氏の部屋で
どうすれば良いのかわからず呆然と立ち尽くす
そしたらガチャガチャと鍵を開ける音がして
帰って来たの…
え、雨降ってるのわかっててそのまま飛び出してったの?
また濡れてるじゃん
「良かった、まだ居た…」
「居るよ、帰れないじゃん」
「こ、これ……」
「え、買いに行ってたの?」
「俺、どうしても今日、初めて卒業したい……莉子としたい」
きっと近くのコンビニまで走ったんでしょ?
XLサイズのコンドーム握り締めて帰って来てさ、
涙目でそんな事言われたら、
泣いちゃいそうになるでしょ……バカ
「その前にまたシャワー浴びなきゃじゃん」
「ダメ、待てない」
「えぇっ?」
その場で濡れたTシャツ脱ぎ捨てて私を抱き締めてきた
「初めて……貰ってくれるんでしょ?」

