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脳内ショートストーリー
第2章 【渡瀬葉月と渡部凌介〜幼なじみの恋〜】





(葉月ー!今年こそ絶対顔見せに来てよー!)



高校時代からの友達、和泉からの絶対出席とも
取れるメッセージを受けたのは残業4日目の夜
仕事が繁忙期なだけに返事に渋る
2〜3年に1回、定期的にやってる同窓会
今年で3回目?ずっと欠席してて申し訳ない



「渡瀬さん、そろそろ行けます?」


「はい!」



プロのカメラマンになってようやく仕事を
任せてもらえるようになった
それまではほぼ仮死状態だったわけよ
アシスタントもキツいキツい……
好きでなった仕事だから全然耐えれたけどね



まぁ、仕事も今のが終われば区切りつくし
今年は初めてだけど顔出してみようかな、同窓会
同級生の中でも、一番仲の良い和泉はまだだけど
チラホラと周りも結婚とかし始めてる年頃
同窓会ってさ、行くのは良いけど
元カレとか会うのはちょっと微妙だよね
しかも付き合ってたの周りは皆、知ってるしさ



あ、凌介……どうしてるだろ?
家も近かったし、高校まで一緒だった腐れ縁?
苗字も渡瀬と渡部だからいつも並んでた
クラス替えあってもずっと同じ
大学は別々になったからそれっきり…だったかな
7年ぶり?とか
来てると良いな





「あー!葉月!やっと来た!こっちこっち!」


「ごめん、遅れて…」



15人くらいと聞いていたが倍は居ない?
1クラス分集まった?
久しぶり〜と懐かしのメンツに囲まれての第一声が…



「葉月、相変わらず綺麗!」


「ちょ、やめてよ、恥ずかしい」



照れた矢先に元カレ、圭吾と目が合う
アイコンタクトで済ませたけど、
席は遠いがずっとこっち見てる…?
自意識過剰にはなりたくないから見ないようにした
そしたらさ、隣が空いて座ってきたのが
あの凌介だった



「え、チャラっ!」


「おい、久しぶりの再会で第一声がそれかよ」



再会した途端からこんな憎まれ口叩けるのも
凌介だけかもね
笑うとあの頃を思い出す
面影そのまんま
でもチャラくなってる
だってメッシュでツイストパーマだよ?
チャラいって…








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