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脳内ショートストーリー
第1章 【佐伯莉子と西くん〜大学生の恋〜】

佐伯 莉子……19歳
入学当初から
“凄い美人が居る”と噂で持ちきりになるほど
目立っていた
美貌は勿論、目鼻立ちがはっきりしていて且つ黄金比
顔も小さく、
肌もきめ細かくてハリとツヤが半端ない
笑うと口角が上がり、白い歯が見える
歯並びも良い
身長は164センチ、48キロ
スリーサイズは
バスト87、ウエスト59、ヒップ86
華奢だけど出てるとこは出てるモデル並み
うるツヤのミディアムボブでゆるふわ巻き
マロンベージュ
モテないわけがない
毎日色んな学年から声を掛けられてる
連絡先は仲の良い友達しか教えてない
しつこく聞いてくる上級生にも
「毎日此処で会うじゃないですか」と拒否
意外とガードは堅い
大学デビューかと思えば
生まれた時から可愛かった
親の転勤で日本のみならず、海外も転々としていた
帰国子女
本人は海外ではモテなかった為、
日本に帰って来てモテ始めてかなり戸惑っている
現在恋人は居ないが、告白の返事は
“好きな人が居る”で統一
正直に恋人は居ないと答えてしつこく言い寄られた
経験からそう答えるように
いつも声を掛けてくるのは1軍男子
いわゆるチャラ男
正直、うんざりしていた
適当に笑って誤魔化すのも上手くはなったが
講義中も周りの席は男子だらけになってしまう
そんな中、デートの誘いをどうにか切り抜けて
逃げるように入り込んだ講義室
たまたま鍵が開いていたのだ
中から施錠してその場に凭れながら崩れ落ちる
「はぁ〜勘弁して……」
こんなのが毎日はちょっとキツい……
ほとぼりが冷めるまで此処で待機しよう
そう思った瞬間、何となく視界の端っこに気配を
感じた
パッと隣を見るとイヤホンをしたまま
同じようにしゃがみ込んでスマホゲームをしている
男子が居たのだ
こっちには全然気付いてない様子……

