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脳内ショートストーリー
第2章 【渡瀬葉月と渡部凌介〜幼なじみの恋〜】

凌介、こっちにも店舗出すみたいで
これからはこっちで働く事になったみたい
「えっ!ウソ…本当に?凄い!やったじゃん!」
「うん、時間かかってごめんな?」
「そんな事ないよ、嬉しい…」
「葉月、もう我慢出来ないから言わせて……結婚しよう、迎えに来た」
えー!!と頭の中が真っ白になったけど
その場で抱き着いて「するするー!」って返事したよ
数ヶ月後……
格好良くタキシードに身を包んだ凌介を
格好良く撮るのはウェディングドレス姿の私……
「いや、逆でしょ」って皆にツッコまれて笑顔に包まれる
プロのカメラマン舐めんなよ?
何処の誰よりも格好良いウェディングフォト
撮ってやるんだから……
その後の人生も……凌介と紡いでくの……
「あ……今、動いた」
「え、ウソ、どれどれ?うわ、本当だ……」
ウェディングフォトの次はマタニティーフォト……
後輩に撮ってもらったけど指示は全部、私
カラーも良いけどさ、
一度はモノクロにして撮りたかった
凌介が跪き、大きなお腹にキスをするところ……
神秘的なシーンをエモーショナルに……
私一人でも撮ってもらう
「綺麗…」と言ってもらえて良かった
写真でも動画でも2人の歴史が残されるって素敵
「ねぇ、葉月」
2人で撮影中、座ってバックハグされながら
凌介が話しかけてきた
「キスして良い?」
「え?」
後輩の前だよ?ていうか、目が真剣なんですけど……
ウソでしょ?
我慢出来ない?うん…って、子供か
もうパパになるんだぞ
「今の葉月めちゃくちゃ綺麗だから…したい」
「んっ…」
答える前にキスされちゃって撮影はストップ…
されるはずもなくシャッターを押し続ける後輩…
女の子で良かった…良かったのか?
「めちゃくちゃお2人が綺麗だったので息を呑みながら撮り続けました、素敵過ぎます」
うぅ、後輩にこれ言われるの恥ずかし過ぎる……
出来上がった写真はどれも良かった
2人が見つめ合う一枚
「これ家に飾りたい、でっかくして飾ろう?」
「いや、それは…やめておこう?恥ずかしい」
結局、寝室に飾る事になる……
子供の写真といつかは入れ替えちゃお…と企んでます
〈Fin〉

