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脳内ショートストーリー
第2章 【渡瀬葉月と渡部凌介〜幼なじみの恋〜】

凌介が会いに来てくれた日は私の部屋に泊まって
夜通し愛し合うの……2人とも性欲ヤバいかも
本当に離れられなくなってる
先に目覚めた朝
偶然にも差し込んだ光があまりにも綺麗に反射する
思わず一眼レフ構えて撮った
何枚か撮って気付いた
「え…?」
何か違和感…と思って見たら左手の薬指にリング……
え、いつの間に……
凌介の方を見たら、もう起きてて
横向き寝で肘枕してこっちを見てる
気付いた?てな顔
「これって……」
「ちゃんとしたのはまた今度2人で見に行こう」
「え…?」
「それは葉月の人生をくださいっていう意味のリングです、貰ってくれる?」
「へ…?うん、ていうか、本当に私で良いの?」
「今更何言ってんの?俺もう葉月以外考えられないんだけど?」
「本当?うん、私も同じ、凌介が好き…」
あぁ……この瞬間のキスも好き
写真撮りたいくらい
「何撮ってたの?」
「ん、これ…」
何気ない日常の一コマが映像みたいになって
それぞれのストーリーとして紡いでいけたら
素敵な事だと思わない?
そんなカメラマンになりたいの
その隣に凌介が居てくれたら私は無敵だよ
「めっちゃ綺麗に撮れてるじゃん」
凌介は私の事をとにかく褒めてくれる
学生時代には絶対なかった一面
今じゃ誰よりも心強い味方だよ
何気ない顔してさ、
サプライズだと私を幾つも驚かせてもくれる
そろそろ遠距離恋愛も終わりたいな……
そう思ってた矢先、仕事終わりに会社の前で
凌介が居た時は本当にびっくりした
会う約束もしてなかったし、
ただただ嬉しかったんだけど
「待たせてばっかでごめんな」って言うから
何かあったのかと思っちゃったじゃん

