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美味しいサンドイッチの作り方
第1章 『私』が日下部なゆたになったワケ

そぉ―――と…トイレのドアを
開いて外を隙間から覗いたけど
廊下は真っ暗になっていて
誰も居なくて安心した。
こそこそとまたお茶を飲みに
キッチンへ行って。冷蔵庫から
お茶を出して飲んで。
私は自分の部屋に戻って来た。
自分の部屋のドアを閉めて
ガチャリと鍵を掛けた。
これで中に入って来られる
心配もないから……ホッとして。
ホッとするとまだ自分が
髪の毛を乾かしてないのを思い出して
ドライヤーを掛けて…
眠れる気は全然しなかったけど。
部屋の電気を消して、
自分のベッドに潜り込んだ。
ーー
ーー
ーー
けど、
全然眠くならなくて……。
ーー
ーー
ーー
ゴロンゴロンと…寝返りを
何度も…ベッドの上でしていたら。
自分の耳に…イヤホンを
したままにしてたのを思い出した。
いや…思い出さされた。
聞こえる…のだ…声が…。
ママと…誠さんが…
主寝室のベッドの上で交わしてる会話が。
『ねぇ…誠さん…』
『どうしたんだい?なつな
そんな可愛い顔をして…、明日から
新婚旅行に行くんだから…
幾らでも…するタイミングはあると思うよ』
『でも…、明日からの事…
想像しちゃったら…ここが…
さっきからずっと…、誠さんの
チンポが欲しくてキュンキュンしてるの💕』
え?
え?
ママ…と…誠さん…
さっきお風呂でえっちしたのに…。
また…えっちするの??
この続きを…聞いちゃダメって言う
いい子の自分と、…ちょっとだけ
もうちょっとだけ…聞くだけならって…
悪い子の…自分が葛藤する。
『ほら…ぁ、ねぇ、見てぇ…誠さん。
なつなの…おマンコ……もう…
こんなにグショグショに濡れてるのっ』
ママ……って…えっちな事する時
こんな風に…甘えた声…出すんだッ…。
そう言いながら自分の手で
自分のアソコを弄ってるのか
グチュグチュと音が聞こえて来る。

