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美味しいサンドイッチの作り方
第2章 サンドイッチの材料

双子のお兄ちゃんズは…自分の
朝食を食べ終わると。
朝の涼しい時間にランニングをしていた
光の方はシャワーを浴びに行って。
朝の涼しい時間に勉強するのが捗るからって
翔の方は誠さんの書斎に籠って勉強しに行った。

ダイニングには…私とママと
誠さんの3人だけになって…。

『どうだい、なゆたちゃん…。
うちの…息子達とは…この先…
家族として仲良くやって行けそうかい?』

4月から一緒にこの家で…暮らし始めて
4ヶ月が…経っているけど…。私と
双子が打ち解けてないって言うのは
双子の親である誠さんから見ても
そう見える…から…こんな事を
私に聞いて来るんだろう…。

『大人が…そう言う事はどうこうって
口を挟むんじゃなくて、案外
この旅行中に…子供だけになった方が
今までよりぐっとなゆちゃん達も
仲良しになれるかも知れないし』

ママ行かないでって…喉まで
出て来そうになったけど、ママは
凄い…楽しみにしてるみたいだったし…。

ママは…いつも綺麗で可愛いけど
今日のママは…いつもより綺麗だ。

「が、頑張って…みるね……」

『大丈夫、そんな顔しないで。
なゆちゃんは笑顔が一番なんだから。
毎日LINEでホテルからビデオ通話するわ』

「うん、沖縄…楽しんで来てねママ。
飛行機の時間は大丈夫?」

後10分程で…飛行機の時間に合わせて
家を出発しないといけない時間に
知らない間になっていたみたいで。
バタバタとお化粧品とかを取りに
ママは2階に上がって行ってしまって。

誠さんと2人だけになってしまった。

『あいつらは…扱いにくい子だろう?』

2人とも……学校のカースト
最上位の…2人だし…、下層に居る
私みたいな人間が本来は…
会話する事も無いだろう相手なんだから
仲良くって言うのは……無理難題でしかない。

「そっ、そんな事…ない…です…
わ、私が…地味で…何も取り柄らしい
取り柄も…ないから…ッ…」

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