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美味しいサンドイッチの作り方
第4章 光+翔…とお出掛け

当然正門は締まってるし…、
それに夜の学校は…なんだか不気味だ。

『急に肝試しに来たみたいな
テンションになってんじゃん、妹』

正門の…門を乗り越えて
敷地の中に入って行く2人の
後をついて私も門を乗り越える。

「これ…、大丈夫なの?」

『大丈夫だよ、なゆた。
学校に侵入したからって
すぐに通知が行く訳じゃないから』

翔が事務室の中に入って
セコムのセキュリティを解除して
事務室経由で職員室に入って
鍵を持って出て来る。

夜の高校の校内を…
2人が懐中電灯を持って前を照らしてくれて
私はがっしりと光のリュックを
掴みながら、前に進んで行く。

シィ―――ンと…静まり返ってるから
自分達の足音が妙に…大きくて。

「お化け…出たりしない?」

『俺等、何度も夜来てるけど
そんなモン…1回も見た事ねぇよ。
ホラ、怖いなら手繋いでやるよ』

と…光がぎゅっと手を握ってくれて
ビビりながら進んでいる私を
リードして…引っ張ってくれる。

3階に階段を上がって進んでて
天文部と言う張り紙がされている
教室のドアのカギを翔が開くと。
天文部の部室に翔が入って行く。

「天文部の部室なんて…
勝手に入っちゃって…いいの?」

『大丈夫、大丈夫。
コイツ…天文部員だから』

天文部員は…5人しか居なくて
翔はこの天文部に所属してるらしい。
科学部と兼部してるみたいだけど。
この夏休みの間にも天文部の活動で
夜間に学校の屋上で
天体観測会をしたりしてたみたい。

これ持ってと言われて
段ボールを持たされて。

3階から上の屋上に行く
細い階段を3人で上って行くと
階段の上に屋上に出られるドアがあって
屋上に出るドアの横にある
用具入れ倉庫みたいな所の
鍵を翔が開けていて。

ここの鍵が天文部の部室にあったみたい。

屋上に出ると…建物が
周囲の建物より高いから
視界を遮るものは無くて…。

山の上に上らなくても
桜坂町の景色を楽しめる。

「凄い…ッ…景色……いい…
それに…星も…沢山…見える…」


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