この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
美味しいサンドイッチの作り方
第27章 7日目 ~光と過ごすPM~

私がお昼ご飯を仕上げる前に
当然光がシャワーを終えて
こっちに来る方が早いわけで。

光は…自分の椅子に
前後ろ反対に座っていて、
背もたれの方を向いて
足を開いた状態で座って
キッチンで作業をしている
私の様子を…嬉しそうに見ていて。

「ごめんね?お腹空いてるでしょ?
もうちょっとで出来るから…」

『俺さ…母さんが…まだ
元気だった頃にさこうして、
母さんが…メシ作ってるとこ
見てんの…好きだったんだよ』

そう言えば…今朝も…
私が作ってるところ見てたっけ?
私はてっきり……お腹空いてるから
1分でも1秒でも…早く
食べたくて待ってるのかとばかり
思って…勘違いしてた…みたい…。

そう言えば……光…ママが
料理してる時も…見てたかも…。

『だから……家の台所で
なゆが…メシ作ってる所、
もっと…見たいなって思ってさ』

「それで…あんな事言ったの?」

『そうかも…』

その光の”そうかも…”に妙に
私は違和感を感じてしまって居た。

「私…誠さんが帰って来たら
お家の…お引越しの事……
話して…みようかなって…思ってる」

『それは、俺と翔のためだろ?
でも…俺は、なゆと父さんが
家族になるのに必要なのは…
家の事相談するとかじゃねぇと思うけど?』

カタン…とダイニングチェアから
光が立ち上がると、こっちに歩いて来て。
キッチンで作業をしていた
私の身体を後ろからぎゅっと
抱きしめて来る。

『んで…、なゆ…。
お前の首のこれ、翔の仕業だろ?』

「え?何?…首のこれって?」

『まぁ…鏡の前に普通に
立っても見えねぇ所だもんな』

左側の首筋の…後ろ側に
翔の残したキスマークがあるって
そう光に指摘されてしまって。

『どうせ、…やってる最中に
なゆの身体に残したんだろうけどな。
なぁ、なゆ。……俺にも…なゆの
身体に…跡…残させてくれんよな?』

「そ…外から…見えない場所…ならッ…」



/483ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ