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イケナイアソビ。
第1章 ご褒美。

 ああ、どうしよう。
 恥ずかしい。
 だけどそれだけじゃない。
 俺の性器を見つめるご主人様の、熱の隠った視線が快感を引き出す。
 おかげで俺自身は少しずつ勃ち上がっていく……。

 ご主人様の言うとおりにしてさえいれば、ご褒美が与えられる。
 快楽と、そして最上のご褒美が――。


 やがてご主人様から与えられる行為を知っている俺の性器は悦びに期待して雫を垂らし始める……。
 茎を通って陰嚢、それから太腿へと滴り落ちていく……。

「そうそう良い子だ。どれ、撫でてやろう」
 骨張った大きな手が、あらわになったそこを撫でてくれる。
 ……気持ちが悦い。

「っひ、う」
「どうだ? 悦いだろう?」
 そろそろと撫でられれば、よりいっそうの歓喜に打ち震える。

「あっ、うっ……はい、ご主人様」
 膝はわななき、もっとご褒美が欲しいと陰茎が大きく膨れ上がっていく……。
 俺の蜜でご主人様の手が濡れる。
 撫でられるたびに、にゅぷ、にゅぷと滑りを帯びた水音が立つ。

「この嚢もなかなか可愛いなぁ……」
「は、う……」
 陰嚢を撫でられたら俺、どうにかなりそうだ。
 大きな骨張ったその手が俺の嚢を包み込み、やわやわと握る。
「よしよし、たくさん蜜が出てきたね……良い子だね」
「あ、んっ!」
 耳元で褒められれば、耳孔に嗄れた声が届いて刺激される。
 ガクガク足が震えてくる。
 どうしよう、気持ち悦すぎて立っていられない!


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