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トカゲ獣人様のいいなり
第2章 予期せぬ遭遇

数週間が立ち、私はあの出来事を思い出さないように仕事に没頭していた。もう会うことも無いのだから時間が経つにつれて忘れていこう。
「今日、新しい人くるね」
同僚のなつきちゃんが話しかけてくる。
「え、今日だっけ?」
すっかり忘れていた。寿退社で辞めてしまった人の穴を埋めるため、本社から人材派遣されると話があったのはつい先日だ。
「イケメンがいいよね…会社にイケメンいないから目の保養…もしくは付き合いたい!あー恋したい」
「みんな〜本社から応援が来てくれたよ!有能だからこれから助かるよ」
ラフに課長が社員に呼びかける。
社員たちが立ち上がり、課長と新しい上司を見つめる。
「本社からヘルプで来ました北條です。
数ヶ月ですが皆さんよろしくお願いします。基本、相談室にいますので何かあればこちらまで」
オールバックに撫で付けた髪の毛、長身でスマートなスーツの着こなし、いかにも仕事ができそうな容姿。
(でも、どこかで見たことがあるような切れ長の目…
こいつ!最低異人種男!?なんで!?…あいにくこっち見てないし私に気付いてない!気配を消してやり過ごそう!)
「今日、新しい人くるね」
同僚のなつきちゃんが話しかけてくる。
「え、今日だっけ?」
すっかり忘れていた。寿退社で辞めてしまった人の穴を埋めるため、本社から人材派遣されると話があったのはつい先日だ。
「イケメンがいいよね…会社にイケメンいないから目の保養…もしくは付き合いたい!あー恋したい」
「みんな〜本社から応援が来てくれたよ!有能だからこれから助かるよ」
ラフに課長が社員に呼びかける。
社員たちが立ち上がり、課長と新しい上司を見つめる。
「本社からヘルプで来ました北條です。
数ヶ月ですが皆さんよろしくお願いします。基本、相談室にいますので何かあればこちらまで」
オールバックに撫で付けた髪の毛、長身でスマートなスーツの着こなし、いかにも仕事ができそうな容姿。
(でも、どこかで見たことがあるような切れ長の目…
こいつ!最低異人種男!?なんで!?…あいにくこっち見てないし私に気付いてない!気配を消してやり過ごそう!)

