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銀狼
第4章 月夜の陵辱


「…ひゃ…!?…ぁッ…ァ…」


グチャ ッ ベロ・・・・


「あぁんッ…!!! 」


セレナの腰が跳ね上がった。

敏感な粘膜を荒々しく舐め上げられ

今までとは比べものにならない快感に彼女の悶えが大きくなる──。


「……ぁぁッ…ウソ…!!‥‥‥こんな…の…ッ」


ピチャ ピチャ・・・ グチュ…・・


「…アっ…アっ…ッ……ハァ…や…止めさせ…!! 」


それは一度で終わらない。

何度も何度も、長い舌で秘裂をえぐられた。


「…‥は、ア‥!?…‥いやぁいやぁ!! …ハァっ、やめて…‥‥やめさせ、……いやああ‥…」


嫌だ……嫌だ!嫌だ!

狂乱状態に突き落とされたセレナの呼吸は霰( アラレ )のようにせわしない。

自分がされている行為の異常さを、理解すらできない頭は正常に働かない。

拒絶の本能だけが涙と一緒に溢れ出る。


そんなセレナは、すがるような目を獣ではない男に向けた。

脚を組み、片方の肘を石段に乗せて頬杖をついている…。

銀狼は、依然として祭壇上に腰掛けていた。


「…止めさせ…てぇぇ…ッ…」

「──…」


許しを乞うセレナを見下ろす男のグレーの瞳は、静かな冷徹さに満ちていた。

それは銀狼に、彼女を助ける気が微塵も無いことを表している。



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