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銀狼
第4章 月夜の陵辱

出し入れされる指に粘着質な音が絡み付き、トロリと零れた蜜を…敏感な蕾に擦り付けられる。

直接的な責めに耐えられる時間は長くなく、セレナは再び自身を解放しなければならなかった。

「‥ふぅぅン‥…!! …ん、は、ァ‥!」

全身が固く硬直し

望まぬ熱を蓄えたまま、心臓が破裂しそうなくらいの強い電撃に撃ち抜かれる。



グチュ・・・・ グチャ‥‥


だが──蜜壺を掻き回す指は止まらなかった。



「……ぅぅ…‥ん…っ、‥やめて、や めて‥…ハァ……!! ……待っ‥‥てッ‥‥止まって……ハァっ‥ハァ…っ」


休みを与えられない陵辱は、セレナから溢れんばかりの女の香りを焚き上げさせ、頭上に固定された腕が快楽に堪えきれず震える。

そんな中、彼女の " 観察 " を続ける銀狼は、その左腕に切り傷を見付けて目を細めた。


赤い血が滲む傷口──


「旨そうな女だ……」

「──…ひッ…、っ…」


身体を倒して寄せた唇から舌を出し、腕を伝う新鮮な血液を舐めとる。

味を確かめた銀狼は満足そうに口許を歪め、そのまま彼女の耳に囁いた。



「此れだけ熟れているなら十分であろうな」



彼の長い睫毛の隙間から
どこか熱っぽい瞳が見え隠れする。



「───!!! 」



指ではない──

より太く硬い猛る何かが、すっかり濡れそぼったセレナの秘部にあてがわれた。



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