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第1章 ぼくは変態　１

彼女の股間がぼくの下腹部に密着した。ぼくの体の一部、ぼくの体の大切な男の部分が、彼女の体の中に完全に収まったのだ。

熱い。何という感触。その瞬間、今まで味わっていた彼女の秘部とまた違った感触が広がる。

彼女はぼくに覆いかぶさる。そうして、髪を振り乱しながらぼくの唇を吸った。
ディープキス。
二人は舌と舌を絡める。これ以上無いほどの、濃厚なディープキス。合わせた唇と唇の隙間から、彼女の抑えきれない声が漏れる。
彼女は、上の口と下の口でぼくを味わっている。
ぼくと一体になりたい、そういった彼女の願望が、ぼくに伝わって来る。とろけるような性感の中で、快感を求めて彼女の腰がリズムカルに動く。

「あ、ああん、ぐっ、うぐっ、あっ、あん、ああん」

ぼくは何も動かないのに、ぼくに跨がった彼女の腰が小刻みに動く。今まで知らなかった彼女の姿、反応にぼくは驚いた。

この日が初めての、彼女との女性上位。

いつも控えめでおとなしい彼女の変貌にぼくは驚いた。
同時に、今まで感じたことが無いほど興奮を感じた。
そんな女にはとても見えない。
上品で清楚。
とても、男に跨がったまま、自分から腰を動かす女には見えなかった。

「ヤリマンじゃん」

そうぼくは思ったけど、それはそれで嬉しい（笑）