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防音室で先輩に襲われて…
第4章 もうその優しさに甘えないから
「せ…先輩……わたし」
(今なら……言えるのかな)
(ムダだとわかってるけど、傷付くってわかってるけど……今のわたしなら言えるのかな)
「迷惑じゃ……ないんですか……?」
「……」
「たぶん、ですけどっ
わたし椎名先輩のこと…────!」
グイっ...!
その時──椎名は突然、彼女の腰に両手を添えて、その身体を持ち上げた。
「きゃっ…!?」
不安定な体勢で、乃ノ花は思わず椎名にしがみつく。
椅子に座っていた乃ノ花は、すぐ横の
機材が置かれた机の上にそっと降ろされてしまった。

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