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第5章 防音室で先輩に襲われて

「‥‥ｯ‥‥ｧ‥！？」

「俺としたことが……時間オーバー」

「ぇ‥‥？」

「約束の時間だ」

　突然、捕まっていた手首を解放される。…スカートから彼の腕が引き抜かれたのも同時だった。

　乃ノ花は放心状態。無理もない。

「…このゲームは君の勝ちだね」

「げ……ぇむ？」

　椎名の言葉が理解できない。





『昼休憩が終わるまでの20分…君が堪えてゲームに勝てば解放してあげるよ』