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白衣の天使を跪かせた夜
第1章 序章 ~あの五月の夜の記憶~
消毒液と、女の汗と、恐怖と興奮が混じった、
甘ったるくて淫靡な匂い。
あの匂いを思い出すだけで、今でもチンポが疼いて、
先走りがじわりと溢れてくる。あれは俺がまだ30代半ばの頃。
ゴールデンウィークの真っ只中、
六階西病棟は患者が俺一人だけだった。
廊下は静まり返り、蛍光灯のチカチカ音と、
自分のスリッパの音だけが響く。
退院まであと三日。
点滴の針が腕に食い込んで、夜になると眠れず、
よく徘徊していた。美紀は24歳。
背は160cmくらい、スレンダーなのに胸はDカップ以上ありそうで、
白衣のボタンが今にも弾けそうなほど張りつめている。
黒髪ロングをポニーテールにまとめ、
笑うと八重歯がチラリと覗く。
色白で、首筋から鎖骨にかけてのラインが妙に艶めかしく、
汗ばむと白衣が肌に張りついて、
ピンクのキャミソールのレースが透けて見える。
腰のくびれは細く、ヒップは丸く張りがあり、
スカートから伸びる脚は白いストッキングに包まれて、
歩くたびに太ももがすり合わさる音が微かに聞こえる。
点滴を替えるとき、わざと俺の腕に指を這わせ、
爪の先で軽く引っ掻くようにしてくる。
そのたびに甘い香水と、若い女の体臭がふわりと鼻をくすぐり、
俺のチンポを疼かせた。

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