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O……tout……o…
第1章 おとうと
43
「あ……」
斜め後ろから小さな声が聞こえたのに気付き、何気なく振り向くと…
「えっ……」
ドキンっ、ドキドキドキドキ…
「あ、あーちゃん………」
そう呟く男の姿が…
え……
見覚えのある姿が…
「あ……え?……」
そこには…
「え、し、しん…ちゃん…なの?…」
なんと、義理の弟である…
いや…
完全に縁を切った義弟の『しんじ』が…
そこに…
10年振りの『しんちゃん』が立っていたのである。
「あ、あーちゃん………ひ、久し…ぶり……」
そして、小さな、震える声音でそう言ってきた。
その声は…
10年という虚無の時間を一瞬で壊す、懐かしい声であり…
そして…
瞬く間に、あの、二人の禁断の関係の想いを…
封印してきた過去の思いを…
一気に、脳裏に浮かべさせてきたのである。
「あ、ぁ…し、しんちゃん……な、なんで?…」
そう…
せっかく、ようやく…
荒川アキラ部長の愛に包まれ、最悪なオトコのせいで甦ってしまった、あの…
禁断の、トラウマが…
ようやく、消えたのに…
この再会の瞬間…
一気に、脳裏に…
まるで映画の如くに…
映像が、走り抜けていく。
「あ…あぁ……ど、どうして……」
心が激しく騒めき、高鳴り、揺らぐ。
なぜ…
どうして…
いまさら…
ここに居るの?…
カラダのチカラが一気に抜け落ちてしまい…
わたしは、エントランスのソファに、フラフラとしゃがみ込む様に座った。
「あ、あーちゃん……ご、ごめん…」
なんで…
どうして…
心が悲鳴を上げてくる………
「あ……」
斜め後ろから小さな声が聞こえたのに気付き、何気なく振り向くと…
「えっ……」
ドキンっ、ドキドキドキドキ…
「あ、あーちゃん………」
そう呟く男の姿が…
え……
見覚えのある姿が…
「あ……え?……」
そこには…
「え、し、しん…ちゃん…なの?…」
なんと、義理の弟である…
いや…
完全に縁を切った義弟の『しんじ』が…
そこに…
10年振りの『しんちゃん』が立っていたのである。
「あ、あーちゃん………ひ、久し…ぶり……」
そして、小さな、震える声音でそう言ってきた。
その声は…
10年という虚無の時間を一瞬で壊す、懐かしい声であり…
そして…
瞬く間に、あの、二人の禁断の関係の想いを…
封印してきた過去の思いを…
一気に、脳裏に浮かべさせてきたのである。
「あ、ぁ…し、しんちゃん……な、なんで?…」
そう…
せっかく、ようやく…
荒川アキラ部長の愛に包まれ、最悪なオトコのせいで甦ってしまった、あの…
禁断の、トラウマが…
ようやく、消えたのに…
この再会の瞬間…
一気に、脳裏に…
まるで映画の如くに…
映像が、走り抜けていく。
「あ…あぁ……ど、どうして……」
心が激しく騒めき、高鳴り、揺らぐ。
なぜ…
どうして…
いまさら…
ここに居るの?…
カラダのチカラが一気に抜け落ちてしまい…
わたしは、エントランスのソファに、フラフラとしゃがみ込む様に座った。
「あ、あーちゃん……ご、ごめん…」
なんで…
どうして…
心が悲鳴を上げてくる………

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