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第3章 直後の追撃凌辱

　ぐらりと知代の体が揺れ大きく傾く。慌てて権田の膝に手をついて姿勢を保とうとする。その拍子に大きく前がはだけていたブラウスの、かろうじて左肩に引っかかっていた襟が滑り落ちる。細い方肩と飾りのないシンプルなブラのストラップが露わになる。その下のカップは上にずらされ小さな胸の真ん中で乳首が固く尖っていた。
　
　権田は知代の股間から腕を抜くと腰を抱き寄せて姿勢を整える。強すぎる性感から解放された知代が崩れ落ちるように背中を預けてきた。すでに体の制御が効かなくなっているのだろう。権田の胸と知代の背中が密着する。

　白いブラウスは知代の肘にかろうじて引っかかっている程度。簡単に腕から引き抜くことが出来た。

「や、待って…！」

　脱がされることに抵抗を覚えた知代が振り回す力のない腕を掻い潜ってブラもむしり取った。足元に落ちているブラウスの上に重なるように投げ捨てる。

　体を抱くように胸を隠そうとする知代の腕の内側に権田は強引に腕を差し込む。隙間なく密着しているとはいえ少女の細腕、しかも性感に縛られ自由の効かない腕など何の障害にもならなかった。鷲掴みにされた薄い胸が知代の腕の内側で淫らに形を歪めた。
　権田は同時に首筋を舐め耳たぶを甘く噛み、耳の奥まで舌を這わせる。

「はうっ、あ…ん、んん…」

　ぞくぞくと知代の背中が粟立つのが権田にも感じ取れる。クリトリスへの強すぎる刺激から解放され、知代自身が満足に快感を得られる強さの刺激。
　知代の反応から権田は素早くそれを察した。胸を鷲掴む指を緩め、膨らみの形に沿って指先だけを中央に向けて滑らせていく。

「うう、ん…」

　その曖昧な刺激に知代の腰が権田の膝の上でくねる。指先で乳首を掻くとそれがより強くなった。細い腰は動きはまるで権田の太ももの小さな割れ目を擦り付けるよう。

　快感に喘いだせいか、それとも体がより強い刺激を求め股間を擦り付けさせているのか。

　どちらでもいい。権田は知代を責めながらそう思う。

　腰をくねらせ喘ぐ少女の淫らな姿。清楚な少女が快感に体を咽び泣かせる仕草。
　どちらも滅多に見られるものではないだろう。その姿が自分の愛撫によって生み出されたとあっては尚更だ。少しでも快感を遠ざけようとしているのか、胸弄ぶ権田の腕に手を添えている姿は健気そのもの。

　こんな姿を見せられたらもっと虐めたくなる。