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第5章 外で裸にされ…

　昨日は勤務中に作業部屋兼倉庫として借りている部屋で犯された。きっと今日もまた昼間に犯されるに違いない。

　そう思うからこそ、このあっけなさが恐ろしい。

　もっと酷いことをされるのでは…

　そんな予感に知代は身震いする。

　だから仕事が暇になってしまうのが怖かった。暇になれば人員は余りいちばん下っ端の自分は要らなくなる。理由をつけて人の来ないところに向かわされるだろう。

　しかし。

「では坂巻さん、荷物の積み込みに浅山をお貸ししますね」

　権田はそう言って知代を坂巻に渡す。しかしそれも知代にとってはいいことではない。

　坂巻もまた自分の体を狙っているのだから…