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第5章 外で裸にされ…

　知代の膣の中が与えてくる快感は坂巻の想豫以上だった。巨大な肉棒を捩じ込まれた小作りな割れ目の中は目一杯に押し広げられ余計な隙間が一切ない。先端が突き刺さった時こそ遺物を押し返そうと蠢いた膣内は奥深くまで貫かれるとむしろ奥へ奥へと誘うように締め付けてくる。

　見下ろした先には苦しそうに顔を歪めながらも抑えきれない喘ぎを口から漏れ出させている少女の姿。足元のソックスを残し裸にさせられてもなお胸を隠そうとする健気さ。きつく温かく圧迫してくる膣内。

　その全てが坂巻を恍惚と刺せる。体が得る快感も目に映るシチュエーションも声以上のものには今後出会えないだろうというよ感がある。それほどの経験だ。

　しかし腰を打ちつけていくうちにやりにくさを感じるようになった。坂巻は背が高い。ハイエースの後部スペースに寝そべる知代の位置が坂巻にとっては少し低い。しかも開いたままのバックドアが頭に当たりそうだ。知代の高さに合わせつつバックドアを避けるためには膝を曲げ窮屈な姿勢を強いられる。二度と得られないかもしれない快感に集中したい坂巻にとっては些細な障害でも鬱陶しくなる。

　最大限に快感を味わいたい坂巻は知代の細い腕を掴むと強引に体を起こさせた。

「え、え…何？」

　突然の行動に戸惑う知代をさらに引き寄せ立たせるとバックドアを閉めそこに知代の背中を押し付けた。

　その作業にかかった時間はごく僅か。裸で外に放り出された知代が状況を理解し体を隠そうとするより早く、細しながらのしっかり肉のついた柔らかい右足を持ち上げその隙間に体を押し込む。バックドアと自分の体で挟み込むように密着し、立ったままもう一度知代を貫いた。

「あうっ！」

　より密着した状況での挿入に知代の顔は上を向き細い首の中で喉がぐっと鳴った。激しく腰を打ち付けるとハイエースもぎしぎしと揺れる。
　搬入口は遠いとはいえ誰かの目に留まりはしないだろうか。一瞬そんなことを考えるもだからといって腰の動きを抑えることは出来なかった。一方の知代はそこまで考えが及んでいない。より深く強く貫かれ耐えるだけで精一杯になっている。