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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第6章 最後の凌辱
 言われた言葉の意味が分からず知代が顔を上げると権田が窓の外を見ている。知代が視線を移すと見覚えのある新宿の風景。下車するバスタ新宿はもうすぐそこにまで迫っている。

 そこまで気が付いて知代は自分がほとんど全裸に近いことを自覚した。下半身には踝丈のソックスのみ。ブラウスのボタンは全て外され片袖は肩から滑り落ちている。ホックの外されたブラジャーは胸から浮き可憐な乳首を少しも隠せてはいない。
 バスのすぐ横を大型トラックが走っている。一般の乗用車とは違い運転席が高い位置にある。本当に知代のすぐ横を並走している。トラックは信号にでも捕まったのかバスとともに速度を落としていく。

 運転手はその隙にスマホに目を落としている。幸運にもこちらの様子には気が付いていない。すぐ横のバス車内から裸同然の少女がこちらを見ているなど思いもしないだろう。それでもこのままでいればいつか気が付かれてしまうだろう。トラックはバスターミナルには入ってこれないだろうが、今度はバスを待つたくさんの人が見上げてくるだろう。路上からでは見えないだろうが、そんな中でこんな格好でいられる勇気も性癖も知代にはない。

 バスの車内アナウンスが間も無くの到着を告げる。座席上部の荷物棚から手荷物を取ろうと数人の乗客が立ち上がる。そのほとんどは前あるいは横を向いているが揺れる車内では何かのはずみで顔が後ろに剥かないとも限らない。

 前の座席の背もたれの裏で知代は体を小さくする。

 脱いだショーツもチノパンも手の届くところにあった。座席と背もたれの間の狭い空間で体を隠しつつも苦労して衣服を身につけていく。

 身支度を整えている間も権田は名残惜しそうに知代の胸や尻、太ももに手を伸ばしてきたがそれを気にする余裕はなかった。バスの車窓から見える外の風景は知代がよく見知った新宿の中を走っていた。権田を制するより服を着るのが優先だった。

 ブラウスのボタンを全て閉め終わったのとほぼ同時にバスが停車した。 
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