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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第6章 最後の凌辱
 知代と別れた後、電車内でまだ少女の余韻が残る手のひらを擦り合わせながら権田は再び股間を熱くする。

 知代はスマホから画像を消させただけでなく「最近削除した項目」からも消すようにと言ってきた。よく考えている。きっと前日にでも確認したのだろう。

 これで完全に消去された、と今頃安心しきっているのだろう。

 しかし。

 権田はそこまでされることをあらかじめ予想していた。実は昨夜のうちに自宅のパソコンに全て転送していた。

 知代はそこまで考えが及ばなかったようだ。あれだけ辱められ衝撃的な出来事に巻き込まれたにしてはよく考えていたが、あと少し詰めが甘かった。

 それに。

 権田はスマホを握り直す。

 昨日の夜、権田は充電すると言って鏡の下にスマホを立てかけた。知代は気にしていなかったがあの時スマホは録画状態にしてあった。もちろんカメラはベッドに向けてある。電マを当てている股間が正面に来るように巧みに知代の体の位置を調整しながらの行為は大変だったがおかげでいいものが撮れた。

 知代は気がついていなかったようだが今日も途中からスマホを録画状態にして窓枠に立てかけてあった。さすがにいい状態での映像は期待出来ないだろうが、それでも今日の行為を思い出すのには十分役に立つだろう。

 最初に犯した時、興奮するあまりに記憶が鮮明ではない部分が多かった。それでは勿体無い。だから権田は隠し撮りをした。昨夜のものはうまく撮れていた。

 いちばん最初、無防備に座ったせいで見えてしまった清楚な割れ目と、その上に薄く短く生えた陰毛。
 そして昨夜の、清楚さとは無縁にも見えるほどの乱れた性器。電マを当てられヒクヒクと蠢く様子。
 小ぶりだが形のいい胸。ぴんと尖った乳首。羞恥に泣き快感に喘ぐ顔と声。

 それら全て、家に帰ればじっくりと楽しむことが出来る。

 電話番号も知っているが犯すために呼び出すのは危険だろうか。まあ、いい。どうせ現場でまた会うだろう。不意の再会に知代がどんな顔をするのか。それはそれで楽しみでもある。

 だから、いつかまたきっと。

 五月の鬱陶しい湿気を掻き分けて歩きながら、権田は一人ほくそ笑む。

「必ずまた、犯してやる」

 ─完─
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