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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第1章 陵辱の二泊三日の始まり
 春から仕事を始め、ようやく慣れてきた五月の終わり頃、会社から急な仕事の依頼の電話が来たのは、知代がのんびりと家での休日を過ごしていた日だった。特に予定のない数日間で久しぶりに新曲でも作ろうか、それとも一人でカラオケにでも行ってがっつりと歌い込もうか。そんなことを考えていた。実家暮らしの知代は春からのアルバイトのおかげでとりあえず手持ちのお金はいくらか余裕があった。

「お願いしてたスタッフが急な体調不良でね。うちからはディレクターと二人だけの現場だからちゃんと仕事が出来る人にお願いしたくて」

 ディレクターとはイベント運営の責任者のポジションの呼び方。

「二人だけなんですか?」

 イベントは大規模なものから小さなものまで千差万別。同じイベントはふたつとない。まだ経験の浅い知代は春休みやゴールデンウィークなどと時期が重なっていたこともあって、規模の大きい現場で大勢のスタッフに紛れるように仕事をしてきた。その他大勢の一人としてどうにかイベント現場に馴染んできたところだった。ディレクターと二人だけとは少し気後れを感じてしまう。

「あ、コンパニオンさんも三人ほどいます。運営スタッフは浅山さんだけだけどね」
「私で大丈夫でしょうか?」
「うん。いつも真面目に仕事をしてくれてるし、今回のは難しい仕事じゃないから。今後のことを考えてもディレクターの近くでどんな仕事をしてるのか見ておくのも良いかと思いますし」

 どうやら会社の知代の評判は悪くはないらしい。
 まだ新人の部類の知代は大した仕事を割り当てられていないとはいえ、それを真面目にこなしていた。元々がさぼったり手を抜いたりというのをしにくい性格でもあった。

 会社からの評価に気をよくし、急な依頼ということで金額もわずかながら上乗せしてもらった。数日休みを取る予定でいたが特に用事もなかった。断る理由もない。

 知代はその仕事を受け、大急ぎで荷作りを始めた。
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