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二泊三日の陵辱/浅山知代、十八歳
第2章 二人目の陵辱者
「あの…せめてもう少し端に…」
位置を変えて欲しいと知代が懇願する。
元々ベランダのドアからは見えにくいところに椅子とテーブルを並べていたが、知代の視線の端にはそれが見えている。自分から見えるということは、そこに誰かが立てば見られてしまうかもしれないということ。
権田との好意の声を聞かれたせいでこうなってしまった。この上誰かに見られるようなことだけは絶対に避けたい。
声を聞かれただけでここまでしなければならないのだから、もし見られでもしたら…
もう思うとそれだけで涙が零れ落ちそうになる。
「ああ、はい」
知代が椅子をずらずとこだわりもなく坂巻もそれに倣う。場所などどうでもいいのだろう。実際坂巻はテーブルと少し離れたおかげで動きやすくなったな、と思っていた。
膝が触れるほど近く、右隣に坂巻が座る。
「見せて下さい、胸…」
緊張か興奮か、坂巻の声は上擦っている。
もう何も考えない。少しでも早く終わらせる。
知代はそう決意するものの、周囲にたくさんの人の気配がする中で胸を露出させるのは躊躇われた。先程トイレの個室でぬいだのとはまた状況が違う。
ふと坂巻の方に目を向ければ、熱い視線をじっとりと知代の胸元に注ぎ込んでいる。
目を閉じた。ブラウスのボタンに手をかける。
震えるを励まし、下から順番にボタンを外していく。次のボタンで胸が見える。そこで知代の指が泊まってしまう。
ここまでなら誰かが部屋に入ってきてもまだ隠せる。誤魔化せるかもしれない。しかしこれ以上ボタンを外してしまえば言い訳のしようがない。
しかしそれで許してもらえるはずもない。
覚悟を決めるしかなかった。せめて誰も入ってこないようにと祈りながら、知代はブラウスを捲り上げ前を大きく開く。
位置を変えて欲しいと知代が懇願する。
元々ベランダのドアからは見えにくいところに椅子とテーブルを並べていたが、知代の視線の端にはそれが見えている。自分から見えるということは、そこに誰かが立てば見られてしまうかもしれないということ。
権田との好意の声を聞かれたせいでこうなってしまった。この上誰かに見られるようなことだけは絶対に避けたい。
声を聞かれただけでここまでしなければならないのだから、もし見られでもしたら…
もう思うとそれだけで涙が零れ落ちそうになる。
「ああ、はい」
知代が椅子をずらずとこだわりもなく坂巻もそれに倣う。場所などどうでもいいのだろう。実際坂巻はテーブルと少し離れたおかげで動きやすくなったな、と思っていた。
膝が触れるほど近く、右隣に坂巻が座る。
「見せて下さい、胸…」
緊張か興奮か、坂巻の声は上擦っている。
もう何も考えない。少しでも早く終わらせる。
知代はそう決意するものの、周囲にたくさんの人の気配がする中で胸を露出させるのは躊躇われた。先程トイレの個室でぬいだのとはまた状況が違う。
ふと坂巻の方に目を向ければ、熱い視線をじっとりと知代の胸元に注ぎ込んでいる。
目を閉じた。ブラウスのボタンに手をかける。
震えるを励まし、下から順番にボタンを外していく。次のボタンで胸が見える。そこで知代の指が泊まってしまう。
ここまでなら誰かが部屋に入ってきてもまだ隠せる。誤魔化せるかもしれない。しかしこれ以上ボタンを外してしまえば言い訳のしようがない。
しかしそれで許してもらえるはずもない。
覚悟を決めるしかなかった。せめて誰も入ってこないようにと祈りながら、知代はブラウスを捲り上げ前を大きく開く。

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