この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとプレママプレパパ生活する話
第2章 10月…淡路島の水嶋家の別荘にて
昨日の夜は親族が集まって
盛大なパーティーをしたみたいで。
そんな毎年お誕生日お祝いするの?って
有翔さんに聞いてみたら
たまたま誕生日が連休だったから
親族で集まって飲み会しただけだよと
有翔さんは言ってたんだけど。
双子のお家は水嶋運送って
運送会社を経営してるから、
今日のパーティーも会社の従業員さんとか
双子の知り合いとか色んな人が
自由に出たり入ったりするからと
そんな風に言ってはいたけど。
『巴、來翔からの電話代わりに
出て貰っていいですか?』
運転中に電話が掛かって来たから
旦那さんのスマホを受け取って
代わりに來翔さんからの
電話に出たんだけど。
『ああ、ミナト~?もうすぐ
こっち着く感じなん?駐車場さ
車いっぱいで駐められへんから
近くにあるキャンプ場の駐車場
貸して貰てるからそっち置いてって
言うん忘れ取ったねん、ごめんやで』
「キャンプ場の方に…置いたらいいって
港斗くんに伝えたらいいんだね?」
『あ、巴ちゃんやん。ミナト、
運転中やったんやな、ごめんごめん
今どの辺り?さっき淡路のSAまで
来とぉってLINE来てたから
もうそろそろ来ぇへんかなって
そない思っとったんやわ』
眠くなっちゃうかなって心配してたけど
目的地に着くまでの間、來翔さんと
電話で話をしてたら…不思議と
眠気はない感じ…だったんだけど。
別荘の近くにあるオートキャンプ場が
臨時の駐車場になっていて。
そこの車を駐めさせて貰って。
今日明日はここの別荘に
泊めて貰うから…荷物を持って
双子の別荘に移動する。
確か妹の一家も…今日明日と
この別荘にお世話になる感じで
もう先に着いたって
妹からLINEが来てたけど
通話してたから後から気が付いたんだけど。
『巴、あれ巴の妹さんの所の
車じゃないですかね、あそこにあるの』
旦那さんが駐車場にある車から
妹の旦那さんの車を見つけてくれて。
「あ、本当だ…。千冬たちも
ちょっと前に着いてたんだ」
『巴ねぇね~!』
私達が来る頃だと思ったみたいで
孝明さんが大和と手を繋いで
こっちまで迎えに来てくれて。
妹はここなちゃんとあっちで
子連れで来てる双子の友達の
お子さん達とプレイランドで遊んでるみたい。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


