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12歳年下の旦那さんとプレママプレパパ生活する話
第2章 10月…淡路島の水嶋家の別荘にて

「リビングの天井の間接照明も
同じデザインの組子になってるし…。
お洒落な和の空間て感じがするね」

ふわぁとあくびをしていると
旦那さんがベッドのお布団を
私が入りやすいように捲ってくれて。

その中にもぞもぞと潜り込む。

『さ、巴…。僕達もそろそろ寝ましょうか』

「うん、港斗…。おやすみぃ…」

と…おやすみなさいの挨拶を
交わしたところまでは記憶にあるけど。

小さい子供…みたいに…今の私は
お布団に入ったらすぐに寝てしまう。


ーーー
ーー



2025年10月12日

朝はその日はいつもよりも
ゆっくりと目を覚ました。
大和が妹と一緒に呼びに来てくれて
朝の支度を整える間
私達の部屋で待って貰って。

「ねぇ…、港斗…気が付いたんだけど
今日って仏滅じゃない??」

『そうなんですよ、それ
昨日の夜も話題になったんですけど。
明日が大安なのに今日でいいのかって話が
出たりもしたみたいなんですけど。
3連休の最終日は来てくれる人も
ゆっくり過ごしたいでしょ?って言う
紫苑の気遣いみたいですよ?
まぁもう結婚式してるから
明日のは形だけだからって言ってましたよ』

『でも、紫苑さんも
流石生田クンのいとこって感じでさ
美人さんだよね?
凄い顔ちっちゃくてモデルさんみたい。
生田家の血、羨ましすぎるんだけど』

「そう言うけど…千冬…、
半分はうちの家の血が入るんだからね?
生まれてくる子供の顔が
どっちに似るかなんかわからないよ?」

『あぁ~、そうだったぁ~ッ』

それを忘れてたと言わんばかりに
妹が畳の上で悶絶してたけど。

『あ、でも。私も今から作れば
巴姉の子供と同級生の子できるよね?』

赤ちゃんは5月生まれだから
これから妊娠したとしても
余裕で…うちの子共と
同級生の子供になるけど……。

『ああ~、でも、一緒にこども園の
行事とかで行動できないじゃん。
生まれたら淡路島引っ越すんだったぁ…ッ』

子供がこども園に行く年齢になる
1歳になる頃には…私は
淡路島のマンションに旦那さんと
子供と一緒に引っ越しをする予定だから。
妹の所のここなちゃんと一緒の
こども園には行かせられないんだけど…。

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