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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか?
第1章 世界で最も有名なおっぱい作家に、オレはなる!


「優しく私(わたし)の名前を呼びながらキスしてくれたら、もっと嬉しいな。お願いしてもいいかな、お兄ちゃん♥」 

「わかったよ、理沙♥」

 彼は意を決し、私(わたし)の両肩にそっと手を置く……その小さな身体がわずかに震えているのが手を通して伝わってくる。
 小さく身体を震わせるお兄ちゃんを私(わたし)は、優しく抱きしめ自分の唇を相手の唇へと近づける。
 後もう少しで、彼(カレ)の艶やかな唇へ到達する瞬間……頭の中が真っ白になり、その後の展開がどうしても思い浮かばなかったわ。

 だ、ダメ……ぜんぜん……ダメだわ。 

 男性経験がまるでない……私(わたし)こと、神野坂《かみのざか》 理沙《りさ》に、恋愛小説など書けるわけがなったわ♥

 12年生きてきたけど、まともに男の子と会話した記憶がまるでない、『非モテ女子』だもん。

 だから……どうしても『キスシーン』で行き詰ってしまう……わ。

 〆切が迫っているというのに、原稿が進みません。

 このままでは(某)新人賞に応募すら……できずに……終わってしまいますわ♥

 そしたら『退学』です。

 私(わたし)が通(かよ)っている『私立の小学校』は、即戦力になるクリエイターを育成することを、モットーにしているため、結果が出せないものは、容赦なく退学処分にさせられるわ。

 それは……絶対にイヤ……先導くんに会えなくなっちゃうもん。

 でも……告白するつもりはなかったわ……。

 私(わたし)は、物語の世界が好き♥

 純粋に愛情を伝えたいだけなのに、嫌われ、疎遠になってしまうことだって……あるでしょう? 人は想いを裏切るけれど……物語は裏切らないから好き♥

 誰かに恋をしていたとか、そんなことはありません。

 それどころか、恋愛なんて、まだ私(わたし)には早いかな、なんて思っていました。

 友達同士の恋バナだって、聞くだけで恥ずかしくて、ろくにしたことありません。

 でも、私(わたし)だって女のコだもん、いつか、素敵な人と出会って、お付き合いして、恋をして、そして、愛するその人に、初めてを捧げる、そんな夢想を抱いたことだって、ないわけではありませんわ♥
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