この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
センセイと課外授業
第13章 好きって
「~でさ…佳奈?聞いてる?」
いきなりトシ君の顔が目の前に現れて私は思わずのけぞった。
「えっ?あ、うん、それで?」
「…」
聞き返す私をじっと睨めつけるように見るトシ君。
きれいな顔に、瞳に、私は吸い込まれそうだった。
「な、なに?」
思わず目を逸らそうとすると、片手で顎をつかまれ目が合った。
「目逸らしちゃダメ。」
「ふぉ、ふぉひふん??」
顔が熱くなる。
そんな私に構わず、ぐいっと顔を近づけようとするトシくんから離れようと後ろに下がると、背中にベッドの柱が当たった。
(こ、この状況はっ!!)
グッとのしかかるようにトシくんが迫ってきて、私は思わず目を閉じた。
だってここは、トシ君の部屋で、今日はお母さんもいなくて。
私の頭の中は一気にソウイウ事でいっぱいになりそうになる。
次第に近づいてくる気配を感じてもっと強く目を閉じた瞬間、唇がチュッと触れてすぐに離れた。
それと一緒に顎をつかんでいた手も離れる。
いきなりトシ君の顔が目の前に現れて私は思わずのけぞった。
「えっ?あ、うん、それで?」
「…」
聞き返す私をじっと睨めつけるように見るトシ君。
きれいな顔に、瞳に、私は吸い込まれそうだった。
「な、なに?」
思わず目を逸らそうとすると、片手で顎をつかまれ目が合った。
「目逸らしちゃダメ。」
「ふぉ、ふぉひふん??」
顔が熱くなる。
そんな私に構わず、ぐいっと顔を近づけようとするトシくんから離れようと後ろに下がると、背中にベッドの柱が当たった。
(こ、この状況はっ!!)
グッとのしかかるようにトシくんが迫ってきて、私は思わず目を閉じた。
だってここは、トシ君の部屋で、今日はお母さんもいなくて。
私の頭の中は一気にソウイウ事でいっぱいになりそうになる。
次第に近づいてくる気配を感じてもっと強く目を閉じた瞬間、唇がチュッと触れてすぐに離れた。
それと一緒に顎をつかんでいた手も離れる。