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センセイと課外授業
第7章 クラス会
「なによ、腕痛いよ…」

「だってぇ..」

周りで騒いでいた男子も気づいて、みんな目配せしてる。

(こんなの楽しくないよ…)

思いながら今度は友ちゃんに話しかけようとしたとき、トシ君がお腹を壊したらしく、真っ青な顔で外に出て行ってしまった。

(お腹痛いのかな…大丈夫かな、トシ君。っていうか楽しくないし、莉奈に言って帰ろう。)

そう思って立ち上がりかけたとき、隣に割り込むようにドカッと男子が座ってきた。

「な、なに?」

(ひえっ…しゃべったことない子…)

「なあ、市ノ瀬って彼氏いんの?」

「えっ、い、いないよ!」

私が言うと、ふうん、といってソファにもたれかかった。

(なに~~)

「あの…もう帰ろうかなって…ね、莉…」

助けを求めるように莉奈を見ると、他の男子と話していた。
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