パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 クラス会

その時、店員が全員分のジュースを持ってきた。

（あれ？頼んだっけ....？）

思いながら受け取る。
しかし苦手なオレンジジュースであることに気づいて、私はあまり飲まずにテーブルに置いた。

それから何やら色々話していたけど、適当に流していた。
莉奈は楽しそうに笑って話している。

すると私の視線に気づいて、話していた男子が言った。

「ああ、二人が気になる？佐々木さんのこと、あいつ狙ってたんだよ。」

「そ、そうなんだ…えっと…」

（とにかく帰りたい..）

「で、俺は市ノ瀬に興味あんだけど。」

「そうなんだ......へっ！？」

私はびっくりしてニタニタしているそのクラスメイトを見た。
人生初めて告白めいたものを聞いて、身体と顔が暑くなる。

（きょ、興味って....）

「えーと....ありがと....」

暑い。
汗が流れて....

（汗？）