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センセイと課外授業
第7章 クラス会

申し訳なさそうにいうトシ君が可哀想になり、怒りが収まってきた。
好きな人に頭を下げられるのも辛いものだ。

「..んで、トイレ行ってる間に吉川の兄貴が酒持ってきて..なんか動画に撮って見せる約束してたっぽい。」

「さいてー..」

「ほんとごめん..なんか言い訳みたいだけど..」

「ううん。谷本君は悪くないよ。でも私も停学なるのかな?」

言ってから、自分のことしか考えてないことに気づいて恥ずかしくなった。
でもトシ君は首を振って私をみた。

「一ノ瀬は大丈夫。俺が先生に言う。一ノ瀬は拒否してたし..あっ..」

「み、見た....?」

胸を弄られ、スカートにまで手を入れられていた自分の姿をトシ君に見られたかもしれない。
トシ君は顔を赤くして俯いてしまった。
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